渋谷駅からバスで三宿まで。そこから南にてくてく数分歩くと右手にあらわれる。
数年前の夏、休日に訪れたときは店の外には長蛇の列。建物の中も2階へと続く階段で並んでおり、トータル30人くらいの行列だった。しかも回転が悪く、席に着くまで1時間半、席についてから注文の品が出てくるまで30分、計2時間待つ事になった。
でも今はWEB予約ができるので、かつてのように行列に並ぶことなく、すんなり入れます。とはいえ夏は一瞬で予約がなくなるので、夏以外がおすすめ。とくに4月5月くらいは比較的暑い日も多く、そのわりに混んでないのでこのくらいの時期がおすすめ。
お店の外観
メニュー
もともと和食屋なので、いろんな定食もありますが、夏はかき氷専門店になるようです。
BC、濃厚紫芋、みたらし牛乳、ティラミス、あたりがこのお店の定番メニューだと思います。
BC
番長(Ban Chou)だからBCという名前にしたらしいです。
ということで最初は 和キッチン かんな の看板商品であるこちらを注文するとよいでしょう。
最近はやたらでかいかき氷が多いですが、これはそこまで大きくありません。個人的にはこれくらいのサイズが丁度良いです。
ようはイチゴミルク+マスカルポーネのかき氷で、間違いないです。氷はまあまあふんわりしており悪くないです。
さくら蜜と若桃
さくら蜜、ということでなかなかしょっぱいお味です。あまいかき氷が好きな人にはおすすめできない。 ミルクはあとがけ。氷はふわふわというより、若干歯ごたえがあるタイプ。
こちらのお店はWEB予約すれば並ばなくてよいし、お店は広くて雰囲気がよく、削り手が複数いるので回転が良い、とても素晴らしいお店です。
とはいえ、かき氷は削る人次第で味が大きく変わります。どうしてもかき氷職人の超絶技巧ふわふわかき氷が食べたい!!という人には向かないかもしれません。
支払いは各種キャッシュレス決済が可能。レシートとか出ないみたいですが、いらないし、紙の無駄なのでウェルカムです。 来店時にたまるスタンプも、スタンプカードではなく、LINEのショップカードなので、無駄なカードを持ち歩かなくてよいので素晴らしい。こういう店が今後も増えていくとうれしい。
2015年ころの話
いまはむかしのはなしです
メニュー
最近の深刻なインフレで、かき氷価格は1000円以上が当たり前になっていますが、当時はまだ700円くらいが相場だったと思います。それでも普通の感覚だと高い感じでしたが。
濃厚紫芋、みたらし牛乳、ティラミス、はこの時期からありますね。
濃厚紫芋牛乳
紫芋独特のアントシアニンの香り漂う、ポリフェノール感たっぷりなお味。 蜜がちょっとたりない。
みたらし牛乳
醤油味。海苔とあられがついてきて、ちょっとお茶漬けっぽい。 和食屋が考えたかき氷、ということで他の店では見た事が無いこの店独特の味なんだと思う。
氷もふわふわしており、なかなかに美味しい。ただ、こちらはさらに蜜が足りない気がする。