東京田園都市線のたまプラーザ駅には初めて来たけど、駅自体が巨大な駅ビル、というかショッピングモールの中に吸収されているような感じでちょっとびっくり。このショッピングモール、たまプラーザテラスというらしいが、その中に「茶の葉」があります。ただ、広すぎて店に辿り着くまで結構迷った。
休日の午後だけど、特に行列とかはできておらず、すぐに入ることができた。竹の器に盛られたテイクアウトのかき氷もあるけど、店内のイートインスペースへ。
なんというか、鉄とガラスと木で作ったお店、という感じ。
店内に竹。
メニュー
店の人によると、「氷菓子」というのは甘みをつけたほうじ茶を凍らせて細かく削ったものだそうで、いわゆるかき氷とは違うのだ、とのこと。いわゆるかき氷はテイクアウトでの販売のみだそうです。
今回、にっぽん氷の図鑑 で紹介されていた氷が食べたくてきたのだが、それがこの氷菓子のようだったのでこれを注文。
氷菓子
写真からもわかるかもしれないが、結構小さい。男性の握りこぶしくらいの大きさかな。昨今の馬鹿でかいかき氷へのアンチテーゼのような大きさだが、本来デザートとしてはこれくらいの大きさのほうが良い気もする。
それにしてもこの鉄っぽい質感の陶器の器、特殊な形状の小さいスプーン、そこはかとなく漂う仏具っぽい雰囲気がなんとも言えない。
氷自体はかなり細かい削りで、ふんわりとろけるような滑らかさ。ほうじ茶のほろ苦さに、ほのかな甘味がちょうどよい。白蜜がついてくるので、お好みで甘みを調整できる。いわゆるかき氷とは違うのだが、これはこれでなかなか美味しい。
他にはない独特な味と雰囲気のこの氷菓子、機会があればぜひ食べておきたい。
カフェクノップゥとかマユールとかも近くにあるので食べ歩いてみるもの良いかもしれない。