下北沢 しもきた茶苑 大山

4.5
  • 東京都
  • 2015/08/29
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2階の喫茶室で、茶師十段?の作るかき氷が食べらる。

現在は店舗移転に伴い、喫茶室がなくなり、ここに書いたようなかき氷は食べられないようです。テイクアウトのかき氷はあるようですが、残念。

2014年ころの記事です

下北沢駅の北側をうろうろしているとたどり着く。食べログには徒歩2分と書いてあるけどそんなに近くない。Google先生によると徒歩4分。

しもきた茶苑 大山 ちょうどほうじ茶の焙煎をしていて、いい香りが漂っている。

しもきた茶苑 大山 喫茶室は二階にあり、14時から営業開始で13時半から整理券を配布する。整理券配布の10分ほどまでに行くとすでに行列。20番目くらいの整理券をもらう。

整理券をもらうときに15時くらいに来てください、と言われる。 整理券の裏にはざっくりした目安時間が書いてあるが、これをみると1時間で20人分。なかなか回転は遅そうだ。 しもきた茶苑 大山

予定時間までその辺ぶらぶらして、川久に寄ってみたり。予定時間にお店に戻るが、それからまたひたすら待たされる。この店回転悪い、との評判だったが実際その通りで、店に入るまでさらに40分くらい待たされる事になった。

20人分を作るのに100分って、他の店に比べてかなり遅い。それは仕方ないとしても、目安時間からのずれが長過ぎる。それなら整理券の目安時間を実態に合わせて修正したらどうだろうか?

と思っていたら翌年、Air Waitなる機械が導入され、整理券のQRコードを読み取ると、あとどれくらいで自分の番かスマホで確認できるようになっていた。
素晴らしい。他の店もみんなこれやればいいのに。

しもきた茶苑 大山

店内

しもきた茶苑 大山

しもきた茶苑 大山 店内は何かのトロフィーやら賞状やらが沢山あるが、なんの表彰なのか分からない。たぶんお茶関連の何かだろう。

メニュー

しもきた茶苑 大山

微糖抹茶

しもきた茶苑 大山

しもきた茶苑 大山 これが食べたくてこの店に来た。1000円くらいとちょっと高いが、このムース状の抹茶の蜜は珍しい。普通の液体状の蜜だと、触れている部分から氷が溶けていってしまうが、ムース状にする事により氷が溶けずにすむらしい。

しもきた茶苑 大山 こんな感じで中は全然溶けてない。ミルクとか掛かっていないが、氷が白い。細く繊細な削りで空気を含んだ氷はまったくジャリジャリしたところはなく、本当にふんわりと溶けるよう。 他のかき氷屋の氷は、ミルクも何も掛かっていない所は多かれ少なかれジャリッとしたところがあるが、この氷はそういうところが全くない。高い技術のみがなせる技なのか、他の店は夏溶けやすいから厚めに削っていただけなのか。

しもきた茶苑 大山 黒蜜がつくのでお好みでかけて食べる。

ほうじ茶あずき

しもきた茶苑 大山

しもきた茶苑 大山 こちらも綺麗な削りで、氷が白い。この小さい皿に丸々と大きく盛りつけて、それでも氷はふんわりとしている。

これくらい大きく丸く盛りつけているかき氷屋は他にもあるが、盛りつけるために氷を押し固め、スプーンが入らないほど固くしてしまう店や、若干削りが荒くジャリッとしている店が多い。逆に氷がふんわりしていても、形がぺしゃんこの店が多い。

これだけ柔らかく美しい盛りつけの店を、私は寡聞にして知らない。

しもきた茶苑 大山 こちらも中は白くふんわりした氷。

しもきた茶苑 大山 下の方にあずきが入っている。

どちらも氷の削り方は素晴らしい。いわゆる「ふわふわ氷が食べられるお店」とやらはいくつもあるが、本当に氷がふわふわのお店はほとんど無い。

ただ、ここの氷はうまいけど、旨いというより巧い感じで、ジャンクフード感が少し足りないかもしれない。そこが良い所ではあるが。

こちらの本に載っています

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とりごーり

かき氷の写真を撮るのが趣味の撮氷です。2014年頃から都内を中心にかき氷の食べ歩きをしています。 これまで行ったお店は191店。 見やすく一覧表にもしているので参考にしてください。


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